ヤマシロ・ベース様よりついにリリースされるおちゃんこヤマシロン、僭越ながら本体のヤマシロンは弊うどん一門がおつくりさせていただいております。
完成までこれまたたくさんの出来事がございましたので、おつくり過程をここにおまとめいたします。
つい最近動き出したかのように見えたかもしれませんが、実は結構前からいろいろと試行錯誤をしておりました。
弊一門のヤマシロンが一回目の出張しようとしていた2021年の年始、普段作っているフル可動フォーマットではない、もっと小さなかわいいフィギュアを作りたいと思っておりましたわたくしでございましたが、
当時いただていたお資料のこのイラストに惹かれまして、ほかの資料と組み合わせてイメージを膨らませて、一つポポンとエポパテを捏ねてフィギュアを試作してみました。
パーツは頭部とボディの2パーツ構成。
サイズ、デフォルメ感はこんな感じ。
この時意識していたのは小さな小さなフィギュアなので、下から見上げているような姿勢にしたいなということでございました。
せっかくなので、シリコンの海に飛び込んでもらって複製をいたしましょうね。
複製したものを着色。
この時はシルバーベースとホワイトベースの二種類をおつくりいたしました。
シリコン型をつくりましたので、型が壊れるまではいくらでも増殖が可能でございます。
このやまちろんは個人的におつくりしたものでございましたが、楽しくて結構いろんなお色味を作ってみました。
小さいので、たくさん並べるとよりかわいくなります。
ここまではわたくしが個人的に制作したものでございましたが、2021年4月24日に開催されました春の山代ガスまつりにて、大変ありがたいことに山代ガス様に就職いたしました弊一門のヤマシロン「ミニヤマ」くんたちとともに展示をさせていただきました。
またこの時展示していたうちの一体、クリスタルやまちろんはじゃんけん大会の末、優勝者のお客様のもとに旅立っていきました。
そしてこの時同時に、
「このやまちろん、地がアイボリーなのでエナメル塗料でウォッシングして影をつけてあげれば象牙風フィギュアとしてお商材化可能なのでは…?」
というお話をいただきまして、イベントから帰宅後すぐにとりかかってみました。
予想通り、独特な風合いを醸し出すフィギュアを作り出すことができました。
ただしデフォルメ感がだいぶわたくしの独自解釈が入ってしまっておりましたので、原型の作り直しを行うことに。
ここからはモモイロン先生のお力をお借りし、デフォルメ感や細部形状の監修を行っていただきました。
こちらが原型を丸ごと改修した第二版。
特に頭部形状が大きく違ったので、ここはほぼ一から再作成を行いました。
第二版にも細かな、しかしながら大変わかりやすい修正指示をいただき、これもなるべく忠実に原型に反映。
ちいさなちいさなフィギュアですが、細部にこだわりが詰まっております。
特にお顔、ほっぺ周りにはモモイロン先生の並々ならぬ情熱をそのまま反映できるようミリ単位の調整を重ねました。
実物を手に取って調整作業を行っているわたくしよりもより正確に、お送りした写真の影や光の漏れ具合から形状を把握、修正指示を出せるモモイロン先生のお力には感服いたしました。
(だって実際に手に取っているわたくしでも気づかないゆがみにすら気づいておられたんですもの…ヒエ…
わたくしのお目目もたいがい役に立ちませんな…
こちらが、Fix版の原型になります。
ここから型を取って量産をしていきます。
たくさん生まれたおちゃんこヤマシロン達、並べて置くと大変にかわいらしいですが、今回はお商材化するためにおつくりしたので完成早々に旅立ちの時がやってまいりました。
旅立ち前に当家に常駐している先輩ミニヤマくんに訓示を受けたりですとか、
出発準備をみんなでしたりですとか、とても楽しい思い出になりました。
ミニヤマ君はさみしくて泣いていたようですが、実際のところ生みの親であるわたくしもちょっと泣きそうでございました…
そういうわけでございまして、弊うどん一門でこうしてお育ていたしましたフィギュア、ヤマシロン達がもうすぐ皆様のもとに参ります。
お迎えいただけましたらかわいがっていただけたら弊一門としてもうれしい限りでございます。
もう間もなくリリースのお知らせがあると思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます!
完成までこれまたたくさんの出来事がございましたので、おつくり過程をここにおまとめいたします。
つい最近動き出したかのように見えたかもしれませんが、実は結構前からいろいろと試行錯誤をしておりました。
ちいさなヤマシロンを作りたい
弊一門のヤマシロンが一回目の出張しようとしていた2021年の年始、普段作っているフル可動フォーマットではない、もっと小さなかわいいフィギュアを作りたいと思っておりましたわたくしでございましたが、
当時いただていたお資料のこのイラストに惹かれまして、ほかの資料と組み合わせてイメージを膨らませて、一つポポンとエポパテを捏ねてフィギュアを試作してみました。
パーツは頭部とボディの2パーツ構成。
サイズ、デフォルメ感はこんな感じ。
この時意識していたのは小さな小さなフィギュアなので、下から見上げているような姿勢にしたいなということでございました。
せっかくなので、シリコンの海に飛び込んでもらって複製をいたしましょうね。
複製したものを着色。
この時はシルバーベースとホワイトベースの二種類をおつくりいたしました。
シリコン型をつくりましたので、型が壊れるまではいくらでも増殖が可能でございます。
このやまちろんは個人的におつくりしたものでございましたが、楽しくて結構いろんなお色味を作ってみました。
小さいので、たくさん並べるとよりかわいくなります。
本制作開始
ここまではわたくしが個人的に制作したものでございましたが、2021年4月24日に開催されました春の山代ガスまつりにて、大変ありがたいことに山代ガス様に就職いたしました弊一門のヤマシロン「ミニヤマ」くんたちとともに展示をさせていただきました。
またこの時展示していたうちの一体、クリスタルやまちろんはじゃんけん大会の末、優勝者のお客様のもとに旅立っていきました。
そしてこの時同時に、
「このやまちろん、地がアイボリーなのでエナメル塗料でウォッシングして影をつけてあげれば象牙風フィギュアとしてお商材化可能なのでは…?」
というお話をいただきまして、イベントから帰宅後すぐにとりかかってみました。
予想通り、独特な風合いを醸し出すフィギュアを作り出すことができました。
ただしデフォルメ感がだいぶわたくしの独自解釈が入ってしまっておりましたので、原型の作り直しを行うことに。
ここからはモモイロン先生のお力をお借りし、デフォルメ感や細部形状の監修を行っていただきました。
こちらが原型を丸ごと改修した第二版。
特に頭部形状が大きく違ったので、ここはほぼ一から再作成を行いました。
第二版にも細かな、しかしながら大変わかりやすい修正指示をいただき、これもなるべく忠実に原型に反映。
ちいさなちいさなフィギュアですが、細部にこだわりが詰まっております。
特にお顔、ほっぺ周りにはモモイロン先生の並々ならぬ情熱をそのまま反映できるようミリ単位の調整を重ねました。
実物を手に取って調整作業を行っているわたくしよりもより正確に、お送りした写真の影や光の漏れ具合から形状を把握、修正指示を出せるモモイロン先生のお力には感服いたしました。
(だって実際に手に取っているわたくしでも気づかないゆがみにすら気づいておられたんですもの…ヒエ…
わたくしのお目目もたいがい役に立ちませんな…
こちらが、Fix版の原型になります。
ここから型を取って量産をしていきます。
やましろん増殖
たくさん生まれたおちゃんこヤマシロン達、並べて置くと大変にかわいらしいですが、今回はお商材化するためにおつくりしたので完成早々に旅立ちの時がやってまいりました。
旅立ち前に当家に常駐している先輩ミニヤマくんに訓示を受けたりですとか、
出発準備をみんなでしたりですとか、とても楽しい思い出になりました。
ミニヤマ君はさみしくて泣いていたようですが、実際のところ生みの親であるわたくしもちょっと泣きそうでございました…
お迎えいただけましたらかわいがっていただけたら弊一門としてもうれしい限りでございます。
もう間もなくリリースのお知らせがあると思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます!