何をどう思い立ったのか、エポパテチビライダーズ11人目はカブト。
色々新しいことに挑戦した結果、アルファくん以来の長丁場になってしまった。
そして今回は、いつも使ってるクレオスエポパPROではなくタミヤのエポパテをものすごく久しぶりに使ってみた。
結論から申し上げると、ものすごく良かった。
いつも2つ作る複眼、今回はデカイのを一つ。
カブトの複眼パターンはなんだか横にみょーんとした感じだったので、その辺に転がってたポリキャップのランナーの端を押し付けてパターンを作った。
クリアレジンをかぶせ終わったら、マスキングテープを貼って更にエポパテを重ねてツノを作る。
ひとまず立った。
ライダーキック、飛び蹴りじゃなくて回し蹴りなので、股関節を調整して広く開脚できるようにした。
ただ、この状態ではさすがに頭重すぎて自立は困難でスタンド必須。
手足のモールドを煮詰めていく。
全身シマシマしていて、地味に彫る量が多い。
カブトゼクターに着手。
可動化したいので、本体とカバーとホーンとを別パーツでつくる。
1mm真鍮線で可動軸とスライド軸を打って、開閉可能になった。
ちょっと大きくて邪魔だけど、この大きさが限界だった…
複眼を1ピースで作ったのは、キャストオフとプットオンをやりたかったから。
粗方造形が終わった本体にマスキングテープを巻いて、その上から容赦なくマスクド用のエポパテを盛っていく。
硬化後にうまく引っぺがせなければ、上半身の主要パーツを全部閉じ込めてしまうことになるのでヒヤヒヤもんだった。
ナイフで切れ込みを入れて、ちょいと抉ってなんとかキャストオフ。
顔のパイプは3mmスプリングにした。
ので、油断するとスプリングの反発力で勝手にキャストオフする。
追加装甲はひたすら彫って、真鍮線で本体と接続。
カブトクナイガン、本体はプラ板とプラ棒を張り合わせて削り出して、鞘の方をエポパテで作ってクナイモード、アックスモード、ガンモードの三形態を再現。
トリガーに指をかけられるように、握り手のパーツも少々小細工をして人差し指だけ切り離した。
セメダインのプラ用エポパテで作ったので、適度な柔軟性があって丁度良かった。
普段だったらもともとグレーのエポパPROなのであんまり気にしていなかったのだけれど、今回は地が黄色いエポパテだったのでしっかり捨てサフを全身に吹く。
結果的に粗探しにもなってよかった。
というか、前作までが適当すぎた。
結果的に粗探しにもなってよかった。
というか、前作までが適当すぎた。
カブトゼクターにもモールド追加した。
ホーンの裏側のモールドは甘々…
そもそも細いので、強度が確保できるのかどうかかなり不安だった。
ホーンの裏側のモールドは甘々…
そもそも細いので、強度が確保できるのかどうかかなり不安だった。
だいたいできた。
あとは微調整と、全パーツを磨けば塗装に入れる。
キャストオフした際に装甲を脱ぎ散らかしておくのはもったいないので、パーツをまとめられる台座を作った。
あとは微調整と、全パーツを磨けば塗装に入れる。
キャストオフした際に装甲を脱ぎ散らかしておくのはもったいないので、パーツをまとめられる台座を作った。
全身を磨きながら微調整。
おはずかしながら、フルスクラッチを始めてからこんなに表面処理に時間をかけたのは初めて。
丸一日費やして、磨きを終えた。
磨きを頑張った甲斐あって、塗りもなかなかきれいに進む。
我ながらエッジがしっかりしているのでマスキングもやりやすかった。
マスキングテープ貼って、線引いて、はがして、切って、もう一度貼るって手順がめんどくさすぎたので、今回は思い切ってパーツにテープを張り付けたまま、逆エッジやスジ彫りに沿ってナイフを入れて切ってみた。
案外イケたので、次からこうしよう。
\ヘンシン/
まずはマスクドフォーム。
手足が短いので、ただでさえモッサリしていたマスクドフォームがぎゅぎゅっと凝縮されて我ながら非常にお好みのシルエットになった。
ブライトシルバーの塗膜が弱いのか、スミ入れふき取りの時にエナメル溶剤でかなり溶けだしてしまって焦った。
\キャスト・オフ/
\チェンジ・ビートル/
そしてライダーフォーム。
今回もガイアノーツのクリアレッドが良い仕事をしてくれて、カブトらしい赤くてツヤツヤした装甲にできた。
青い目のライダーはわたくし初めてつくったけど、こちらもクリアブルーが良い仕事をしてくれた。
\ワン/ \トゥ/ \スリィ/
「ライダー…キック…!」
\ライダー・キック!/
\カメンライド・カブト/
Wくん以降のライダーはベルトのバックル部分は腰とは別パーツ化しているので、ディケイドのドライバーとカブトゼクターを交換すると、なんちゃってカメンライドもできる。
時間はかかったけど、やりたかったことを全部詰め込めた、一歩前進できた気がする。
以上、エポパテチビライダーズ11人目、仮面ライダーカブトくんでした。