怪人作りたいな〜と、以前からずっと思っていた。
クモアマゾンとか、カニアマゾンとか、モズアマゾンとか。
なんつーかこう、生物ちっくなやつを。
なんとなく画像を流し見してたら、たまたまモモタロスが目に止まった。
これだ。
作り方はいつものライダーズと同じ。
顔の球体を作ってひたすら適当に削り出す。
彫りの深い顔だったので、ツノと一緒にエポパテ追い盛りをしたりしながら思い描いたイメージに近づけていく。
あああなんて楽しいんだ。
全身のバランスを見るために、ささっと首から下を作って様子見。
顔が多少でかいけど、もともと面長なのでまあこんなもんかな。
全身に配された「MOMO」の文字つーか模様は、考えあぐねた結果光硬化パテでなんとかすることにした。
まずは大きくて比較的簡単そうな胸から。
思っていた以上に難しくてさっそく心が折れそうになる。
これまだ背中にも型にも腕にも腿にも脛にも膝にもあるんだぜ…
背中までやって、違う作業で気を紛らわそうとモモタロスォードに逃げる。
0.5mmプラ板を4枚貼り合わせて刃を削り出す。
この作業は久しぶり。
ルプスレクスの超大型メイスとテイルブレード以来かな?
ほか、腿にもMOMOを描きたかったのでいつもより大型化してプラ棒刺して脛と接続するように構造を変えた。
代わりに脛はいつもより小型化。
股関節の球体ジョイントの棒で腿ブチ抜いて共留めしてた従来の構造よりもカッチリするしバランスも良いので、次からはこっちだな。
いつまでも逃げていてもラチがあかないので、意を決して全身の模様を描く。
途中、光硬化パテを串ですくいあげた時にできる細長い「ヒゲ」をつかってやると一発でバシッとガタツキ少なく細い線を描けることに気づく。
そこから先は気合…
光硬化パテは黄色くてそのままだと形状把握が難しいので、普段あんまりやらないけど捨てサフ吹いて形を確認して見る。
よくよく見るとモモタロスォードは結構刃に厚みがあり、鎬が非常にハッキリ造形されてて塗り分けのラインにもなってるので、今の厚みのままでは無理と判断してエポパテ追い盛りして作り直し…
ここにもMOMOの模様があるけど、腕とか脚に比べて物自体がでかいので描くのは結構容易だった。
最後に、円らな瞳をちょっと修正して目つきを悪く微調整して、指差しの差し替えパーツを作って基本工作完了。
今回も握り手、平手、サムズアップ手、指差し手、モモタロスォード握り手などといっぱいつくった。
イマジン4人揃えることができたら、ぜひとも「完成、クライマックスフォーム…いやいやいや」を再現したい。