かれ~うどん&もなかVer2.5

少しの発想とエポパテだけあればそれで。

2020年03月

フルスクラッチ ピピ美 製作記録

遡ること半年前。
当時カンタムとぶりぶりざえもんを作っていたわたくしは、突如人間を作りたくなってエポパテをこね始めた。


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ピピ美ちゃんならわたくしにも作れるんじゃね?と。

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円柱状のベースを作って、そこに薄く伸ばしたエポパテを被せて硬化させる。
取り外して削り出して、リボンを付けたらなんだ、結構それっぽくなるじゃねえか。

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俄然楽しくなってきて、勢いに任せて体も作る。
スカートの形状がよくわからん…

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指差し手の差し替えパーツを作ったところで、集中力が切れる。
形は
7割がたできていたにもかかわらず、ここからピピ美ちゃんは半年間の休眠に入る…

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彼女が再び目を覚ましたのは年明け、3月に入って啓蟄を迎えたころ。
ファイズシリーズを作り切ったわたくしは、ファイズギアやカイザギアを持たせて遊ぶことのできるフィギュアを求めてあれこれ考えていた。

そうか、君に持たせて遊べばいいんだ!!

 

 



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ファイズフォンではなく、まずはカイザフォンを作って腰につけてみる。
これはいける。

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ベルト部分も作ってみたら気分が乗ってきた。
カイザブレイガンやカイザショット、カイザポインターもちゃちゃっと作ってくっつける。
体が小さいので、カイザフォン以外は本家カイザのものより二回りほど小さめ。

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ベルト単体でも遊びたかったことと、ノーマルピピ美ちゃんにもしたかったことからベルトは取り外せるように作った。

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カイザブレイガンはまだ大きかったので、切り詰めて引きずらないくらいのサイズに小型化。
ちょっと雑だったな…

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カイザギアはこんなもんかな。
あとは本体側の詰め。

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目玉部分にモールドを入れて、磨いて洗って着色。

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なんだかんだで付属品もてんこ盛りになってしまった。
アイペイントは初めてだったけど、このくらい単純な形なら何とかなることが分かった。

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ピピ美ちゃんは紫(というかすみれ色?)の瞳だったので、ファイズというよりカイザかなと思ってカイザフォンを持たせてみた。
完全に勝手にごちゃ混ぜにしただけだけど、妄想を立体化できてとても楽しかった。

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しかしこの子単体で立たせておくのはかわいそう…
横にはやはりポプ子が立っててほしいなあ。
そういうわけで次回、ポプ子製作記録に続く。

フルスクラッチ 仮面ライダーデルタ 製作記録

ファイズカイザと来たのでデルタを作る。
デルタのことは、実はノーマークであんまり知らなかったんだけどこの機会にいろいろ調べながら作ってみた。





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もはや語ることはない、お決まりのアルティメットファインダーの作り方。
丁寧に、丁寧に。

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四肢を生やして、額にモールド入れて。
…と、ここまで来て気づいてしまった。
顔、でかくね?

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ツノもデコも作ってしまったこの段階からデコの位置を下げようとするとものすごい工数食うことはわかっていたので、考えあぐねた結果下瞼(?)とあごの位置を上げることを思いついた。
ぐるぐる一巻分くらいファインダーを小さくすることに成功した。

憂いはなくなった、あとはひたすら彫るのみ。

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少しだけ心配していた「F」文字型の肩、ちょっと苦労したけどなんとかそれらしい形になってよかった。

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本体が粗方出来上がったところで、デルタ唯一の武装にして今回の肝、デルタムーバーの製作に着手。
本家の設定どおりオプションパーツが少ないので、デルタフォンとの合体、ブラスター⇒ポインターモードへの変形は何としても再現したかった。

まずは円柱状のパーツをエポパテで形成して、その下に台形状のパーツを貼り付け。
それにワセリンを塗りたくってエポパテで包んで外装部を作ってベースを作って伸縮可能とした。
デルタフォンを別途作って、真鍮線でムーバーに接続。

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変形機構ができてしまえばこっちのもの。
資料と睨めっこしながら細部を削り出してデルタムーバー完成。
ビデオカメラのパカパカ部分はさすがに再現無理だった…

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なぜか途中で作りたくなったぼのぼの
三原君の穏やかさが、ぼのぼのを彷彿とさせる…わけではないけどなぜか作った。

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足裏も適当に彫って、

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削り出し完了。

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いつもの手順で、ルシファーズハンマー用のエフェクトパーツを作る。
紙の折り方を少し変えたら、今までで一番とんがったエフェクトパーツになった。

さあ色塗るぞ。

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なかなかいい面構えになったやんけ。

ライダーでは使うことの少なかったホワイトを結構使わなければならなかったので、塗装はちょっと大変だった…
色数少なく見えても、顔周りの塗り分けは結構手間がかかった。
最近頑張ることが少なくなったマスキングも、今回ばかりは避けて通れなかった…

それでもやっぱりホワイトの塗装は難しくて、パーツによって色の濃淡のばらつきが出てしまった。
今後の課題ですな…

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デルタムーバーには塗装後レンズ部分にUVレジンを垂らして、クリアオレンジで塗って仕上げた。
小さいながらも満足な出来。

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完成。
ファイズ系ライダーも3体目ということで、作り方にも慣れてきてスピードアップ、精度も上がってきた。

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モノトーンカラーがシックで大変良い。
ルシファーズハンマーエフェクトはごく控えめにクリアパープルを吹いた。
光を当ててあげるとよい感じ。
あたりまえだけど、3人目だからファイズ系のライダーの中でも一番かっちり作れた。
次に作ると思しきファイズアクセルには技術をフィードバックしたいところ。

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劇中では3人並ぶことは多くなかったけど、やはり並べるとよいものですな。
ボリューム的には剣の4人には及ばないけど…



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手に取ってみると感動もひとしお…
555シリーズはいったんこれでひと段落ついてしまったけど、アルティメットファインダーの作り方を手が覚えているうちにアクセルブラスターも作りたい。


フルスクラッチ 仮面ライダーカイザ 製作記録

さて、ファイズを作ったなら当然カイザも作りますよ。
これほど並べて置きたい二人もそうそうおりますまい。



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ファイズと同じく、球体のベースにひも状にしたエポパテをぐるぐる巻きにしたものを乗せる。
前回はひもが太すぎてちょっと失敗したので、今回はもっと細いひもを作って慎重に巻いていった。

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その上からバッテン状にエポパテを盛って、半硬化したところでぐるぐるを傷つけないように慎重に切り取った。
そこそこ良いけど、ちょっとバッテンをクロスさせる位置が上すぎたな…

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一気に四肢を作る。
ここはいつもと別段変わりなし。
素体の作り方はほぼこちらの通り。




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早いところカイザブレイガンを持たせたいなあ
今はBMCタガネで代用して様子見。

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ボディの形状はファイズに近いのでサクサク進む。
フォトンストリームが二本になってるのが多少面倒な程度。

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カイザブレイガンを試作。
やはりカイザにはこれがなければ。

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わーーーっと削り出す。
特にいうことなし。

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大変なのはここから…
まずはカイザフォンを装飾。
ミッションメモリはもちろん着脱可能。

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ブラスターモードにも変形可能。
ファイズフォンより簡素な変形機構なので楽だった。

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続けてカイザブレイガンの本製作。
プラ板を積層したまではよかったものの、細い細い縁取りの形状をどうやって再現しようか考えあぐねた結果、精度を出すために削り出しではなくて極細のプラ板を貼りつけることにした。

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スジボリ堂さんのRPカッターで均等な細いパーツを切り出して、

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貼り付け。

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ブレード部分は0.1mm真鍮線で接続して着脱可能にした。

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三つ目、カイザショット。
ファイズショットと形は同じなので、作り方はわかってるんだけどこれがまた面倒くさい…
気合で積層、削り出し、箱組して一丁上がり。
もちろんミッションメモリとも合体・変形可能。

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最後の難関、カイザポインター。
本当は展開した上に伸縮するギミックがあるんだけど、伸縮は再現できなかった…

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ミッションメモリ嵌めて、双眼鏡からポインターに変形させて足にガッチャンコ。
まあこんなもんかな…

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ファイズギアを超える物量…
さすがだぜカイザギア。

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腰回りゴテゴテ。
とても良い。

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ちまちま細部を詰めて、時間に余裕があったので一次サフ。
まあまあカイザしてるぜ。

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これまたファイズと同じく塗装後にぐるぐるの上にUVレジンをかぶせてアルティメットファインダーとした。
若干透明度が低いがまあ許容範囲…

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カイザフォン。
ちっさいけど、ファイズフォンよりきれいに作れた。


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着色して完成。
フォトンストリームは黄色なので、隠ぺい力が強くなくて塗るのが結構大変だった…

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各武装もそこそこ。
カイザブレイガンの精度が今一つなのがちょっと残念。

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たっくんと組み合わせるととても楽しい。

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キャラが濃いので、何をやらせても嫌味を言ってそうに見える。
こりゃあ楽しいもんが作れた。

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変身者(???)も作ったけど、これはまた別のお話…

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ファイズ、カイザときたら次は当然あれを作りますよ…!
戦え三原!!

フルスクラッチ 仮面ライダーデフォルメフィギュアの作り方③ 素体編

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前回は仮面ライダージョーカーの頭部を作りました。
続けて今回は首から下の素体を作ります。
素体なので、各部の削り出し手前、手脚が揃うところまでとなります。
それでも結構長くなりそう…
同じ工作法を使うので、もしよろしければこちらもご覧いただけますと手っ取り早いかと思います。





用意するもの

材料は

・エポパテ
・オビ球、またはホビーベース球体ジョイントミニ 2セット
・2.0mmスプリング

関節にはオビ球を使いますが、ホビーベースの球体ジョイントもほぼ同サイズなのでどちらでもよいです。







1. ベースづくり

まずは手脚と胴体の材料になるエポパテの塊を作ります。

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胸部
指先にワセリン塗って、中が空洞になるように整形して硬化させます。
自重で形が崩れると思うので、硬化するまで何度か様子を見ながら形を整えて硬化させてください。

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肩アーマー
こちらも中を空洞にするため、胴体と同じ要領でお椀型のパーツを作ります。

ベース作りでちょっと難しいのはこの2つだけ。
あとはかんたん!!

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股関節

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上腕

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前腕

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太腿

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膝下、のベースを丸めます。

全部同じじゃないですか?
いえいえ、ここで作ったベースがそのまま素体の手脚の長さになるので、慎重に大きさを決めてください。
わたくしは脚太め、腕細めにいたしました。

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ついでに握りこぶしと平手の元も作っておきましょう。
親指だけ独立させたものを4個作ります。

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少し硬化したら、指を握り込ませて拳にします。

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平手は同じく半硬化したらナイフで指に切れ込みを入れて、お好みの表情にしてあげてください。

これでベースづくりは完了です。



2. 胴体の組み上げ

胸周りから徐々に体を作り上げていきましょう。

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なんのアテもないとちょっと感覚掴みづらいので、少しだけ胸の削り出しをします。

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前回同様、削り出しはこの要領で。

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少しイメージが固まったら、腹パーツを入れるための空洞を広げます。
たぶん、このくらいの厚みがついちゃってると思いますので、必要な分を残して内側を削ります。
ナイフでいけなくもないですが、こういった空洞内部を削るときはリューターがあると圧倒的に楽で速いです。
ちょっとお値段張るものも多いですが…



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このくらいまで削ります。

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次にいよいよ前回作った頭部と連結します。
オビ球は3mm径の軸ですので、ピンバイスドリルの2.9mmで真ん中に穴をあけまして、

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フチを球状にけずって、球体ジョイントが入るスペースを作ります。
頭部側も同じように掘ってください。

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オビ球の中玉を刺して、

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頭部を接続。
ここで一点重大な注意喚起をば…

作るものが小さいので必然的に各パーツも小さくなります。
可動を仕込むためにジョイントを組み込みますが、ここからは各パーツ共にジョイントの接続軸を差し込んで保持する深さの確保との戦いになってきます。

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こんな感じで、両側からジョイントを刺すと軸同士で保持領域の競合が発生します。
お互いに押し合って刺さり切らなくなると目も当てられない保持力になるので、なるべく軸を短くして、動かす必要のないところであれば接着します。
動かすところほど軸を長く残し、動かす必要のないところは軸に頼らずに接着してください。
これを徹底しないと、アクションフィギュアなのに手足が抜け落ちまくってとてもストレスのたまる代物になってしまいます…

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そういうわけで、腹に同じように穴を開けてオビ球の小玉を刺して胸と連結します。

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こうなります。

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中にオビ球を仕込んだので、前後に傾けられるようになるはずです。
腹の大きさと胸の内径をうまく調整して、お好みの角度まで傾けられるようにしてください。
ついでに肩ジョイントを刺すための穴もあけておきましょう。

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これで胴体はOKです。



3. 手足の組み立て

下の方から行きましょう。
まず足。

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リューターでオビ球が入るくらいの穴をあけます。

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続けて斜めに(なるべく水平に)ピンバイスドリルを入れて、オビ球を刺す穴を作ります。

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こうすることでオビ球をL字型に曲げたまま挿入できるようになります。
これを足首とします。


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上腕、前腕、太もも、ひざ下の円柱状のパーツにピンバイスで穴をあけ、オビ球の半分くらいが収まるように淵を削ります。

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膝裏、肘裏にあたる部分をカット。
何がしたいかと申しますと、

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ここをカットすることによって腕や足を曲げられるようにしたいんですね。
やってみるとわかるんですが、ここでも関節軸同士の競合がすごく起こるので、あとから接着可能な肘関節の軸は短めにカットしておくことをお勧めします。

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組み上げるとこんな感じで曲げられるようになります。
あとは股関節部分にも穴をあけて、同じように淵を削って、太ももパーツを連結してあげてください。

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股関節はわたくしもずっと課題が残っている個所でして、閉じやすく開きやすい、かつポロポロ落ちない股関節を作るべく毎回試行錯誤しております。
ひとまずこんな形にしておくとよいかと思います。
ここはアクションポーズをとらせるときにかなり動かす個所になりますので、軸を短くすることはお勧めしません…

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手首パーツも同様…
この際ぶっちゃけますと、やることはどこのパーツも大体一緒ですw




4. 肩の接続

ここまでくればあと少し…
肩をスプリングで接続します。

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肩の内側は削って薄くしておいた方が収まりがよくなります。
胸側と肩の淵に1.9mmドリルで開口してスプリングを刺し、接続します。
これで肩回りの可動を邪魔することのないアーマーの接続ができます。

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これでようやく全身がそろいました。
わたくしの工法はほぼ全部削り出しなので、細部を詰める前のこの時点でとらせたいポーズとそれを邪魔しない関節を模索しながら作ってあげると後が非常に楽です。
ここから痩せることはあっても、太ることはないので。


さて、素体の作り方はこんなところでしょうか。
まだ頭と、ものすごくもっさりした体しかありませんが、ここからの細部の削り出しと仕上げこそがスクラッチの醍醐味。
また書きますので、よろしければお付き合いくださいませ。



フルスクラッチ 仮面ライダーデフォルメフィギュアの作り方② 頭部編

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わたくしよくこんな感じでライダーの頭部を削り出すんですが、毎度毎度気合と根性しか言わないとんだ脳筋野郎でございます。
が、ここらで一発、普段感覚でやってることを全部文字に起こしてみっかと思い立ちまして、まとめてみます。
スクラッチ、してみませんか?
そういうわけで、まずは頭部の作り方から。

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製作目標は、比較的シンプルな見た目で作りやすいこの辺りで。



材料と工具


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用意するのはいつものエポパテ。
わたくしはここ一年ほどタミヤエポキシ造形パテ速硬化タイプ100gを好んで使っております。
ほか、0.5mmのプラ板と1.5mmの真鍮線も少し使用します。
接着には主に瞬間接着剤を使用します。


用意する工具は最低限

・デザインナイフ
・ゴッドハンド 神ヤス #120 3mm
・ペーパーヤスリ
・BMCタガネ 0.4mm、0.6mm
・ピンバイスドリル


リューターや平刃の彫刻刀もあれば便利ですがなくてもなんとかなります。






1. さあ捏ねよう


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頭部に使用するのは主剤と硬化剤2本ずつジャスト
手にくっつくので、事前にハンドクリームやワセリンを塗っておくとやりやすいです。
硬化不良がないようによく捏ねます。

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量が多いので、指先でこねることが難しければ手のひら全体で細くして折り畳んでまた細くしてを繰り返します。

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色ムラがなく、全体がクリーム色になったらOKです。

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手のひらで転がして、凹凸がない形になったら一旦硬化させます。
クッキングシートやお弁当の紙カップを敷くと貼りつかずにすみます。

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このエポパテは比較的柔らかくて重いので、放っておくと自重で潰れていきます。
硬化途中の程よく硬くなった頃合いを見計らって少し形を整えておくと後が楽です。

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楕円形の、ちょっとテーパーした形にしておきましょう。



2. 削り出し準備


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硬化したら、下書きをしやすいように軽く全体に神ヤスをかけます。
表面荒らすのが目的なのであくまでも軽く。

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シャーペンで下書き。
ここはもう資料と睨めっこしながら納得する線を引いてください。
後からナイフを入れるガイドにするので、迷い線は少ない程よいです。



3. ナイフで荒削り

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ここからいよいよ削り出しに入ります。
下書きの線に沿って、まずはナイフを直角に入れてなぞってください。
そこそこ深めに切れ込み入れて良いです。

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次に、なぞった線に向かって斜めにナイフを入れます。
先に入れた切れ込みをストッパーにして、削りきってください。

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こうなります。

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手書きで恐縮ですが図解するとこうなります。
このナイフが交わるところが逆エッジになります。
ここを綺麗にできるかどうかが出来不出来の分かれ目となります。

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おなじ要領で下書きしたところをすべて削ります。
現時点では表面が削りっぱなしでガタガタですが、あとからきれいにするので今は気にしません。

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大枠削り切ったら、複眼の眼孔を少し削ります。
要領は同じで、下書き線をなぞるように切れ込みを入れて、斜めから削り取ってください。
真ん中は後から削りますが今は残しておいてかまいません。


4. 表面をヤスリで均す


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ナイフで削りっぱなしでガタガタだった表面を、番手の低いヤスリで均します。
ここで先にご紹介した神ヤス#120を使用します。
エッジをきれいに作るためにも新品を使用するとよいです。

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またしても手書きで恐縮ですが、要領としてはこんな感じ。
ヤスリを当てる面と当てない面を意識して、丁寧に磨きます。

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こうなります。

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これを全部の面に対して行います。


5. プラ板でツノを作る

ここいらでテンションを上げていくためにもツノを作ります。
エポパテで作ることもできるんですが、こういった細かったり薄かったりするパーツは強度面の問題もあってプラ板で作ってあげた方がトラブルが少ないです。

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下書きをしてナイフで切り取ります。
0.5mmのプラ板であれば、数回軽くなぞるだけできれいに切り取れます。

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切り取ったものに瞬間接着剤を点付けして、プラ板に張り付けてガイドにして、もう一枚同じ形のものを切り出します。

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ナイフで割って、二枚に戻します。
これを貼り合わせることで左右対称のツノが作れます。

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顔面本体と突き合わせてよい感じのツノができたら、今度はしっかり全体に瞬間接着剤を塗って、再びプラ板に張り付けて厚みをつけます。
3枚くらい重ねてあげればよいかと思います。

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真ん中部分をエポパテ盛り付けて作ります。
エポパテをプラ板に盛り付けるときは食いつきが悪いので、間に瞬間接着剤を挟んであげると少しマシになります。
ツノと顔面にピンバイスで穴をあけて、接続軸を真鍮線で作って接着剤で止めて顔面につけます。
これで大体顔面ができてきました。


6. 複眼づくりの準備

ここから複眼づくりに入ります。
まずは眼孔をもう少し深く彫り直し。
かなり力と根気のいる作業ですが、ここを乗り越えれば顔面が一気に出来上がりに近づきます。

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淵をナイフでなぞって、斜めにナイフを入れて削り取る。
余った真ん中部分もナイフで削り取って平らにする。
地味ですがこの繰り返しで眼孔を深くします。

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リューターがるのであれば、こういったカッターで整えてあげると早くてきれいに仕上がるかと思います。

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ついでに顔面のセンター部分も削り出します。
こういった細かいところは神ヤスではなく、ペーパーヤスリを三角に折って当ててやるときれいになります。
この時もやすりを当てる面と当てない面を意識しながら削ってあげてください。

平にできたら、ラインをナイフとタガネで入れます。
ナイフで切れ込みを入れて、斜めに…って全部これですが、ラインを入れる時も同じです。
細く切れ込みを入れて線にしたら、BMCタガネでなぞってきれいなスジボリにしてあげてください。


7. 複眼づくり

ここまでくれば、あとは複眼を作るだけ…
もうちょっとだ…
複眼の作り方についてはこちらもご参照ください。



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眼孔に貼りつき防止のワセリンを塗りたくって、ベース部分になるエポパテを詰めます。

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眼孔全体に押し広げたら、複眼の肝となるパターンをスタンプします。
いつもでしたら適当なパターンをポンと押して終わりなんですが、W系は複眼が文字通り「W」の形をしているので一工夫…

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あんまりエポパテが柔らかいとやりづらいので、少し寝かせて程よく硬くなってから作業開始。
タガネを押し付けて、ひたすら「W」を書いていきます。

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パターンを入れて半硬化したら、完全硬化する前に外します。
完全硬化してからでもよいですが、かなり外しづらいです…

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納得のいくものになったらシルバーで塗装。
ラッカーをそのまま雑に筆塗りしてしまって大丈夫です。
UVレジンを薄く重ねて厚みをつけたら複眼は完成。

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顔面に戻してはめ込んだら完成。
長かったですが、顔はこんなもんかなと思います。

ほかの部分も作り方は基本的に変わりません。
ナイフでなぞって、斜めに切って、やすりで整える。
すべてこれの繰り返しです。
地道ではありますが、一つずつの作業は決して難しくはありません。
試していただけましたら幸いでございます。



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